南総通運株式会社 2020年度 新卒募集

先輩の合戦場①

主任/山田 起慎

「仲良し」と「信頼」の違い。 それを教えてくれた配車業務。

山田起慎

主任/山田 起慎

2007年入社。佐倉配送センター主任。本社総務課、佐倉配送センター(総務および配車)、茂原支店(配車)を経て、2014年佐倉配送センター主任に昇格。2018年10月より倉庫事業の責任者として全体の管理を行う。

何日も悩んでいた自分の目を覚ましてくれた、上司の一言

印象に残っているのは、入社5年目、初めて配車業務を担当したときのこと。配車とは、荷物を運ぶトラックの手配をしたりルートを決めたりする仕事だ。非常にやりがいのある、「物流の花形」とも言える職種だが、それだけ責任も重く、覚えることも多い。初めてこの仕事に就く自分が何より苦労したのは、自分の父親ほどの年齢のトラックドライバーさんたちとの関係づくりだった。

彼らからすれば、自分は20代前半の若造だ。そんな「ヒヨッコ」から偉そうに指示されて面白いはずがない。彼らからのチクチクした視線に気づいた自分は、どんどん萎縮し、事務所に籠もるようになっていった。どうすれば認めてもらえるのか、どうすれば指示を聞いてもらえるのか、何日も悩んだ。

そんなある日、デスクで考え込んでいる自分に上司は言った。「現場の皆に信頼してもらおうとしてる人間が、ずっと事務所にいてどうするんだ」。ズバリと言われて、目が覚めた。

川又俊彦

信頼とは何か、身をもって知ることができた

その日から、とにかく現場に出るようになった。用事がなくても、休憩中のドライバーさんにコーヒーを差し入れてみたり、何気ない世間話をしてみたり。そんなことを毎日続けていたら、彼らではなく自分の中にある変化が起こった。ドライバーさんの気持ちがわかるようになってきたのだ。

彼らがどんなことを求めているのか、どんな心配があるのか、それが実感として理解できる。そうか、と思った。現場に出るのは単に顔見知りになって仲良くなるためではないのだ。相手の仕事を知り、相手の気持ちを知るためなのだ。

それからは自然と行動も変わっていった。「ここ変えておきましたから」「この方がやりやすいですよね」。そんな自分にドライバーさんたちの態度も徐々に柔らかくなり、やがては「お前に頼まれたら嫌とは言えねえなあ」と可愛がってもらえるようになった。信頼とは何か、身をもって知れたこの経験がなければ、今の自分はないだろう。上司やドライバーさんたちに感謝してもしきれない。


なん爺MEMO:

まさに「合戦場」を表すようなエピソードじゃの。もちろんドライバーも、彼が憎くて頑なな態度をとったわけではないのじゃ。真剣に仕事に取り組んでいるからこそ、自分たちの作り上げた環境を大切に考えているんじゃな。だから、彼の歩み寄りを嬉しく思ったんじゃろう。

なん爺